年納め会 2009(2009/12/21)

師走を迎え青葉山もうっすらと雪化粧を纏うころ,足立研究室には恒例の行事があります.
そう,今年も年納め会の季節がやってまいりました.

今年はプエルトリコからの留学生チャーリー君を迎え,ますます国際色豊かになった足立研究室.そこで班を3つに分けて世界の料理を作ることになりました.
チャーリー君を筆頭とするプエルトリコ班,汪さんを筆頭とする中国班,そして全員が筆頭となり得るはずの日本班です.
プエルトリコ班

こちらはプエルトリコ班.チャーリー君が皆に指示を出します.プエルトリコ料理にあたって日本では手に入らない調味料が必要だったのですが,それを米国スタンフォード大学からお越しいただいたOBの松田さんから差し入れとしていただきました.ありがとうございます.
プエルトリコ料理

作るのはプエルトリコの家庭料理,豆カレーとチキンソテーです.カリビアンな調味料に一同感動.
遠くチャーリー君の故郷に思いを馳せます.
中国班

中国チームは汪さんの指導のもと火鍋を作ります.朝市の新鮮白菜にご満悦の汪さん.
朝市では汪さんの友人が経営する中華食材専門店で本場の食材を購入しました.本場の味が期待できます.
中国料理

3年生の野口くんも手伝ってくれました.しかし中国チーム,鍋2つ分の量が明らかに8人前ではありません.
値段の安さについ買いすぎたか.炊き出しならば30人には配れそうです.
日本班

日本チームは我が国が世界に誇る日本食,SUKIYAKIです.
初めてすき焼きを食べるチャーリー君のために,いいお肉を用意しました.
刀川「100g 650円のお高級な仙台牛を用意したザマス.」
調理風景

さぁ料理も佳境には入って参りました!皆真剣な表情で取り組んでいます.
"Work hard, play hard" がモットーの当研究室,イベントにも全力投球です!
日本料理

ついに完成!どの班も大変美味しそうな料理になりました.すき焼きも日本食代表の名に恥じない出来映えです.
美味しすぎてお肉があっという間に無くなってしまいました.

また現地の食材をふんだんに使った豆カレー,火鍋も非常に本格的でした.
本場の味を再現してくれたチャーリー君,汪さん,ありがとうございます.
神田くん

皆で出来た料理に舌鼓.
来年から足立研究室の一員となる,井上・山中研究室の神田くんも参加してくれました.
楽しんでいただけましたでしょうか?
DSC_7587

おなかも落ち着いてきたところで,年納め会恒例のレクリエーションです.
今回は利き酒師の資格を持つ泉さん監修「舌を鍛える 大人の利き酒トレーニング」が行われました.
みんな初めての経験にどきどきです.

1回戦は利きビール大会です.
参加者は松田さん,汪さん,神田くんです.日本のビール5種類(発泡酒含む)が用意されました.
ビール利き酒

「わかんねー!」と神田くん.
普段キリン派だ,アサヒ派だと言っていても,銘柄を隠されると結構わからないものです.

2回戦は利きノンアルコールビール.
参加者はザハルさん,野口くん,安部くんです.
お酒を飲まないザハルさんですが,ノンアルコールということで参戦.
普段は中々飲む機会のない飲み物ですが,果たして違いは分かるのか.
ノンアルコールビール

そして利き酒の最後を飾るのはやはり日本酒.
日本酒では種類を6種類とし,より得点の差が付きやすくしました.
挑戦者たちは磯崎くん,薄葉くん,中野くんのM1三名です.
日本酒

真剣に利いている3人.しかし計12個飲まなければならないとなると,少量ずつでも酔ってきます.

全3回戦を終え,結果は次のようになりました.
1位:プエルトリコチーム
2位:中国チーム
3位:日本チーム

なんとプエルトリコ,中国の2チームが独走していた日本チームを最後で逆転!磯崎くんの活躍により,僅差でプエルトリコチームの優勝となりました.おめでとうございます.
賞品授与

優勝したプエルトリコチームにはビール「違いの分かる方達へセット」が送られました.
プレミアムビールにチャーリー君もご満悦.

なお違いの分からないチームには舌相応のビールが送られました.
足立先生と松田さん

配られたビールで再びご歓談.
OBの村上さんからいただきました惣誉を飲んでご満悦の松田さんと足立先生.

・・・おっと,楽しい時は過ぎ去るのも早いようでそろそろ時間が来たようです.
最後にみんなで記念写真.
集合写真

今年を振り返ってみると,国内外で18件の成果を報告し充実した一年でした.
来年も良い年になりますように.