セラミックスの水潤滑システムの研究開発
セラミックスの水潤滑で環境に優しい機械を創成する
油を潤滑剤としてしゅう動される金属と比較し, セラミックスは水を潤滑剤としてμ=0.001オーダの非常に低い摩擦を与えることができる. 潤滑油の廃棄に伴う環境汚染問題がクローズアップされている現在, 水潤滑システムは環境に優しい機械機器のしゅう動要素として期待されている. 現在,セラミックスの水潤滑による低摩擦の発生機構の解明とその広い応用のための, しゅう動面設計とトライボシステム設計の構築を目指している.
現在研究中のテーマ(2007年度)
- 水中における窒化ケイ素の低摩擦機構 (M2 森本 華奈子)
- セラミックスの水潤滑特性に及ぼすシリカ添加の影響 (M1 泉 貴士)
- ケイ素系セラミックスの水潤滑特性に及ぼすトライボケミカル反応膜の影響 (B4 清水 栄星)